節約・貯金したいときに最も大切な考え方【まずは「固定費」を見直す】
「 節約 」や「 貯金 」をしたいというとき。
私がいつも考えることは、「 固定費 」の考え方が最も大切だということです。
「 固定費 」を考えるだけで、「 リスクヘッジ 」にもなりますし、幸福度も上がるのではと思います。
固定費とは、月々に必ず必要となる費用のことを言います。
家賃やローンは固定費です。
毎月決まった額が必要ですから。
駐車場代も固定費。
通信費も、月額定額プランなら固定費でしょう。
保険料も固定費になりそうですね。
では、固定費でないものはなんでしょうか?
変動費といいます。
変動費は、毎月で支払う額が違う費用のことをいいます。
食費や外食費は変動費です。
大抵の人は、毎日違うものを食べていて、その日によって費用が変わるからです。
趣味代や、娯楽費、交際費も変動費です。
習い事なんかは、毎月の支払い額が同じなら固定費ですが、月によってばらつきがあるなら変動ですね。
多くの人は、節約や貯金をしようと思ったとき、変動費ばかりを見ます。
なぜかというと、おそらく変動費の性質が、目に見えるかたちのものばかりで、「無駄遣い」だと感じるからでしょう。
固定費のなかでも最たるものは、持ち家のない私からすると家賃だと思います。
日々の変動費をどれだけ節約して、例えば毎日コンビで買う菓子パンを我慢して節約したとしても、その積み重ねた金額はたいしたことのない様に思えます。
菓子パン150円を30日間我慢して、貯金しても4500円にしかなりません。
この金額が大きく感じるか否かは人それぞれですが、「チリがいくら積もっても、決して山にはならない」のではないでしょうか。
だからといって、決して変動費の節約が無駄だと言っている訳ではありません。
積み重ねることも、長い期間で見れば大きな金額になります。
しかし、それよりもまずは、「家賃が今より2万円安い家に住む」とか、「なんとなく不安だから入った月々3万円の保険を見直す」とか、「月1万するスマホの維持費が高いので格安SIMに乗り換える」といったことで、変動費の節約など比べ物にならないくらいの節約ができると思うのです。
また、変動費をがむしゃらに下げることは、生活水準を目に見えるほど下げることにもなってしまいます。
節約は、楽になるためにするものです。
今が辛過ぎては、貯金をする元気も出ないのではないでしょうか。
まずは固定費です。
お金が貯まらないなら、家計簿を見直して、毎月の決まった支払いを見直してみてください。
ご閲覧ありがとうございました(^^)